多くの旅行の中で最も感動的であったものの1つが、10月17~20日に訪問したアイスランドの旅でした。人生で1度でも見ることが出来れば良いと思っていた、オーロラを目にすることができたのです。
オーロラ観察ツアーに参加しました。宿泊していた首都レイキャビクのホテルを21時30分に出発、町の灯りを避けるため、約1時間北東方面にバスを走らせると、不意に眼前に現れました。
ずっとそこに広がっていたのでしょうが、指摘されるまで気付きませんでした。満点の星空をバックに、確かに緑の帯がゆらぁっと揺れ動いているのでした。
この大自然の織り成す光のドレープの神秘さに、息を飲み、ただただ見とれるばかりでした。
10月に観察することができるのはなかなか稀だということで、とてもラッキーでした。気温も-5℃程度と、絶望的に寒いわけではありません。いやあ、日頃の行いが良いとちゃんと報われるものですね。
オーロラは英語では「Northern Lights」というそうです。
なお写真は、三脚でカメラを固定、絞り開放、ピント無限大、ISO200に設定し、シャッター速度は30秒としました。素人でも、なかなか美しく撮れるものです。